脳内垂れ流し能書き

アタマの中の一部分

「ドントブリーズ」(Don't Breathe)を観た話。

自分の過去記事見直すと恥ずかしくて死にたくなる。見直さなくても内容ある程度覚えてるから死にたくなる。

 

今日「ドントブリーズ」を観てきた。日本公開未定の時から予告にハートを射抜かれていて、先延ばしにしたら観れないと思ったので思い切って。

以下駄文による感想&ネタバレが続きます。どちらかが嫌いな人はいますぐブラウザバックだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一言で言えば「化け物じみた強さの盲目退役軍人と、強盗の攻防劇」でしょうか。(一言でないというツッコミ、待ってます)

いやあ、こういうスリラー映画というか、「どうなっちゃうの〜!?」みたいな映画は観てるこっちが息を潜めちゃうね。リアル「志村、後ろ!後ろ!」でした。(主は世代ではないです。念のため)

観てる途中から思ってたことは、「設定がうまい!」ということ。

大前提ではあるけれどまず「相手が盲目」だということ、これは本当にうまく使われてた。

・何箇所も強盗に入っているであろう3人が油断した要因

冒頭では「盗るのは1万ドルまで」と決めていて、誰もいない時を狙っていた3人。けど「30万ドル持っている」ということに目が眩み、結局入るに至ったのってやっぱり「盲目」だったことが要因だったのではないかと。これただの退役軍人だったら寝てる隙に入ろうとは思わなかったはず。

・主要人物と同じ場面にいてもなんら不思議ではない

これは映像作品として本当にでかいんじゃないかな。例えがゲームで申し訳ないけど、「青鬼」だと逃げてる時ぐらいだけど、盲目であることによって逃げていない時の老人の行動もわかるってのがいいと思う。

・反撃が効く

何回か出てきた攻防で勝ち目が0でなくなっていた。

と思う。

あとはミスリード張るのがうまかったことかなぁ。

冒頭でロッキーが引きずられている(死んだ…?)→老人の目的のために連れてかれていた

鍵がかかったドア→金があるわけじゃなく、地下へのドア(女を監禁してたから厳重なカギ)

レックスが刺された?→殺されたマネーの死体で助かる

 

他にもマネーが銃を使うのが初めてだってこととか、靴痕を残さないように脱いで置いておいた靴で、老人に人数がバレてしまったこともうまかったかな。

最後で強盗が「2人」と報道されていたのは3人と言ってしまうとロッキーにも捜査が及んで、老人の行いもバレてしまうからだよね。自分の保身のためにロッキーと金は諦めたわけだよ。

 

…まあ、ツッコミどころをあげるとするなら、あれで生きてる老人何者だよって話なんだけど。ロッキーも傷の治り早すぎなんだけどw

 

総合評価としては非常に満足な映画でした。上映時間が88分っていうのも、この手の映画のドキドキ感が新鮮なうちに終われる時間だと思う。

ぜひ!